2024年、いかがお過ごしですか。
今年もホラー映画をちょびちょび観ながら元気に過ごしていきたいジョニーです。

さてさて2024年1発目はHuluで見つけた「女神の継承」。これ、界隈ではだいぶ評価されていて観たいなと思っていたのです。
「女神の継承」「哭悲」「呪詛」この辺が話題になっていて、「呪詛」は早々に観てド凹みし。(罰当たりのオンパレード、最終的に巻き込まれデッドエンドって感じ)
今回諸事情で時間ができたので見てみよーと思って見てみたらあららららら。畳み掛けるように悪霊大暴れ!

ストーリーは、ある祈祷師の血縁にあたる女性があるときから謎の体調不良に見舞われる。突然他人に掴みかかったり暴言を吐いたりするようになり、言動が粗暴になっていく。途方に暮れた母親は祈祷師の妹に助けを求める。もしやこの体調不良や言動の変化は、新たな祈祷師の後継者として選ばれたせいではないのか。やがて祈祷を行うが、彼女に取り憑いていたのは想像を絶する強大な存在だった――。

タイ東北部に脈々と受け継がれる祈祷師の家系を追いかける形のモキュメンタリー作品。前半は「祈祷師の生活に密着!あれ?姪っ子さん様子おかしい?もしかして祈祷師の代替わりの瞬間が撮れるのでは?追いかけよう!」ってストーリーが強いけど、後半は「え、なんかどんどん凶暴化してるやん…やばいやばい!」って背筋が寒くなる恐怖に叩き落されていく。どこかのレビューでも後半に向かって恐怖が加速って言ってたけど。もう転がるように堕ちていく。怖いっていうかグロい方が強いかな。血、内臓、噛みつき、生肉って感じ。

自然豊かな映像もきれいだし、ストーリーも面白い。バックグラウンドも考え込まれていて考察しがいもあるので、グロ怖いものが大丈夫ならぜひ!