著者 鈴木ツタ
この話題にはお世話になってます、ほんと。
買う買わないは別にして読むだけでも楽しいんですよね〜
ちょっと前に書いた性悪オオカミ〜の感想も結構多くて、内容知ってるだけに共感したり感心したりで面白かったです。
足跡ついてたらそういうことなんだな、とご理解ください。笑
BARBARITIESバーバリティースと読むらしい。
ググったところによるとbarbarityで野蛮、残虐とかそういった感じ。
1話ラストでジョエルがアダムに「〜ッ野蛮人が!」と吐き捨てますが そこからですかね…?
今のところ美形攻め(頭はお花畑)×堅物地味受けで30代半ばのお年頃なのかな…?
王道ですけど、男にも女にも困ってないイケメンがおぼこい男に何故か惹かれるという話は好きです。
わたしのツタさんきっかけはあかないとびらだったのですが、それもそんな感じ…。
何故か惹かれる、の部分って描写が難しいんですけど、そしてその部分が蔑ろにされると冷めてしまうのですけどこのお話は2人の人間性がちゃんと描かれているのでそこに違和感は覚えません。
やっぱり何を考えてこういう人だと明らかになると登場人物にも愛着が湧いていつの間にか共感してしまうんですよねわたし…。
で、完璧なイケメンよりどこか残念だったりゲスだったり、人間味があったりするのが鈴木ツタさん。
絵もとても綺麗です。
登場cpは二組。舞台は中世。
絶世のイケメンお気楽ナルシスト坊ちゃんことアダム×地味顔堅物学者ことジョエル。
とにかくアダムの人間離れしたイケメンぶりが凄い(笑)
夜会に行けば半裸で彫像のように立ち振る舞い夫人達に愛でられ、うっかり流刑されればそこの囚人たちをボコった挙句偉そうな順から掘って慕われ…とにかく派手な男なんです。
一方ジョエルは普段は伝統という名の変装をし、ひたすら国の為に学問に明け暮れています。でも実は17の時に優柔不断だった王様に助言を与え、王を支えたとされる生きる伝説と語られる男でもあったりします。
アダムは脅迫文を送られたジョエルの警護をし、割と序盤で初恋をします。
そして割とすぐに告白をしますが彼の性格ゆえに全く相手にされない不憫なイケメンであります…。
そしてもう一組は舞台となっているロレイン国の隣国タンセなる国の次期国王ルイスとその従者ジル。
ちなみにジル×ルイス
ルイスが次期国王に指名された時に自分に譲らせた捕虜がジルなのです。
ルイスは強欲だけどなかなかどうして憎めないキャラ。したたかでいずれはロレインもタンセの一部にしようと目論んでいるのですが…。
ジルはそんなルイスに従い振り回されて発情したルイスを慰めるのも彼の役目。
あとcpというほどじゃないんですけど、巻末のおまけ漫画にルイスの弟を見初めているロレインの少年国王の姿も描かれていました(笑)
ラブコメ好きとしては結構おすすめです。
PS.
何故かサブカプのルイスとジルだけ脳内でルイスcv.森kwさん、ジルcv.前nさんで脳内再生されています…。
まさかの帝王受け…w