今日はお昼寝を2時間くらいしました。
ねむくてねむくて。
ところで本題。
昨日、夜に病院主催の勉強会というかセミナーがありまして。
私の所属してるチームは強制参加だったので、参加してきました。
内容は、DMの外科的治療。
DMの治療というか、肥満の治療に胃の亜全摘?があって(腹腔鏡下)。
それを行うことで、食欲低下、食べ物の嗜好の変化、ホルモンの変化、腸内細菌の変化…etcによって減量でき。
その結果DMやHTN、睡眠時無呼吸Synなど肥満に合併する疾患が治る、というものでした。
実際、内科的治療として様々な薬を服用していた患者さんが、この手術を終えてすべて服用不要になったとのこと。
つまり、薬剤師いらねぇってことですね。
でも、他の疾病へのアプローチは外科的・内科的両側から行うってのに、DMは内科しかないって言われたときは確かに、と思いましたが。
まあ、若くてDMになってまだ浅い人ほど効果があるっていってたので、逆に長年DMと付き合ってる高齢の方にはあまりお勧めできない治療法なのかな、とも思いましたが。
でもインスリンもなくなって、薬飲まなくてよくなって、DM治って、失明とか透析とかDMの合併症も防げるってんならとても良いんだではないだろうか。
外科の先生方がたくさん聞きに来てたのが印象的だった。皆様興味がおありなのかしら。
なにより理事長が乗り気だったけど、そうなると、将来的にこの病院も手を出すってこと?
ま、薬剤師的には現状内科治療に対して関与していくだけですがね。
さて、明日は少し早く出勤しなければならないので、そろそろねますね。おやすみなさい。
今、あなたは電車に乗っています。ふと横の座席を見ると、携帯電話が落ちています。
あなたは好奇心から、適当な番号を打って電話を掛けてみることにしました。
数回のコール音の後、不意に、音が途切れました。
『あ、もしもし? すみません、それ、私の携帯なんですが……』
電話に出たのは、なんとこの携帯電話の持ち主だったのです。
さて、この時の確率はいくらでしょう?
正確な数値での答えは、申し訳ありませんが、用意していません。
知らない人の携帯電話を拾って適当な番号に掛けた時、それが持ち主に繋がる確率=宝くじ(2等)に当たる確率
だ、そうです。
……当たるわけがない!と思うのは自分だけじゃないと思う。
まぁ宝くじなんて期待値から言って損するものなんですけど……当たったら別ですが。
夢も希望もなくてすみませんでした。
昨日(6/22火)の中日新聞に、薬学部6年制の実務実習のことが取り上げられてました。ばばーんと。
こんなかんじ↓
何となく最近、登録販売者やらなにやらで薬学ってか薬剤師って職業がどんなものなのか、医師や看護師と比べたらきっとまだ全然なんだろうけど、一般の人達も少なからず気にすることもあるようになってきているんだろうか、なんて思います。
ただ処方箋に従って薬を出すだけじゃないんです、って言ってる自分も、薬学を出て、何がしたいのか未だにぼんやりとも浮かんでいないのだからどうも発言しにくいんですが、薬学部を卒業した人がどんな職に就くのか、ちょこっとだけ挙げてみます。
・薬局薬剤師
・病院薬剤師
・MR
・CRA
・行政勤務薬剤師(保健所)
・自衛隊薬務官(訓練有)
・麻薬取締官(危険)
・科学捜査研究所
・衛生管理者
・学校薬剤師
いろいろあります。
上に挙げた中には、特に薬学卒じゃなくても就けるものもありますし、自分も勉強中で詳しくは解らないんですが、視野を狭めないよう、色んな職業を考えて、自分に合ったものを見つけられたらいいなと思います。
そのためにも、常に勉強、の姿勢を作りたいなぁと思いつつ、明日の模試を切り抜けるべく机に向かうことにします。
今日の実習は親水軟膏を調製しました。
この間のゲル軟膏とはまた違ったカテゴリに属しますが疎水性基剤/親水性基剤という分類で言ったらどちらも後者になりますね。
しかし今回調製したのは親水性基剤カテゴリ中の乳剤性基剤、さらにその中でもO/W型です。
ここで、O/WとはOil in Waterの略号で、水相中に油が分散(=乳化,エマルション:分からないならマヨ(多分W/O型)とか牛乳(きっとO/W型)思い浮かべればOK。混ざり合うことのない二つが混ざり合っちゃう)した状態のものを言います。
……とかは、まぁいいとして。
出来上がり↓
ちなみに今回の主薬はあのオ□ナインに使われている、殺菌作用をもつグルコン酸クロルヘキシジンでした。
……より正しく詳しいこと知りたい人はぐ○ぐる先生に聞きましょう。
初めて容器に詰める作業したんだけど、空気を留めないように綺麗かつ迅速に入れるのは難しい……。
でもオスキー(OSCE…こんな綴りだったか)で試験項目としてあるみたいだし、練習……またやる機会、あるんだろうか。。。
今日の実習では坐剤を作りました。
坐剤は、まぁ皆さん知っての通り?肛門や膣、尿道に適用される外用剤であり、体温によって溶けるか、軟化するか、もしくは分泌液で徐々に溶けます。経口投与が困難な患者さんに有用な剤形ですね。
ちなみに坐剤は直接体循環に入るので肝臓での初回通過効果を受けないという特徴を持ちます。
今回は解熱鎮痛薬であるアセトアミノフェンを主薬とした坐剤を調整しました。
基剤として用いたのはホスコH-15及びE-75。基剤は安定性があり、刺激が無く、化学的に不活性で生理作用を示さないもので、かつ薬物との混合性が良いなどの性質をもつものとされています。最近では高級飽和脂肪酸のモノ・ジ・トリグリセリドの混和物が使用されています。
取り敢えず完成品がこちら↓
触ってみると体温ですぐ溶けてきました。また、氷中で急冷したものと室温で放冷したものでは脆さが違いました。急冷の方が脆く、坐薬コンテナから取り出す時に折れてしまう人が結構居ました。
ちなみに作ったものにはちゃんと薬効がありますよ。
今日は臨床製剤学講座の実習がありまして、ゲル軟膏を作ったので載せてみました。
ゾル・ゲルっていうのはコロイド溶液(って言っちゃいましたが『溶液』って付くのは分散媒、つまり砂糖水でいう水=溶媒が『液体』の時だけなんですが)の粘性の大きさによって区別されます。 粘性ってのは言ってしまえば『動き難さ』を指します。
ゲルは粘性が大きい、つまりよりドロドロしてる固体性のコロイドで、ゾルはゲルより粘性が小さい液体性のコロイドを言います。
ちなみに分散媒が液体で分散質が@気体なら『フォーム』、A液体なら『エマルション(乳濁液:ex.マヨネーズ,牛乳)』、B固体なら『サスペンション(懸濁液:ex.泥水)』とか言いますね。
また、分散媒が水のものはヒドロゲルと言って、身近なものでは豆腐やゼリー、プリンやこんにゃくなんかもこれに分類されてます。後は……乾燥剤なんかでよく見かけるシリカゲルも勿論ゲルで、キセロゲルと言われます。
えぇと……何を話そうとしてたか忘れましたが、まぁとにかく今日は硫黄含有ゲル軟膏を作りました。
その名の通り、主成分となる硫黄には殺菌効果があり、今回の軟膏はにきびに適応されます。
見た目は黄色っぽいし、何より硫黄臭いです。。。あまり付けたくない、なぁ……。
明日の実習は凍結乾燥製剤みたいなんですが、明後日に薬作の試験が控えてるので多分講義は出来ないと思います……。
需要があるかは定かじゃないけども、まぁ忘れた頃にでもやってみようか……。。。
・普通のマスクじゃ感染予防にならない
・それくらいウイルスは小さいのです
・花粉と比べちゃだめだめ
・ただし感染者が付ければ周囲への拡大予防にはなる
・手洗いうがいも大切さ
・今流行ってるのは豚インフルエンザ
・ただし養豚業者に配慮してか通称新型インフルエンザ
・確かスペイン風邪と同じH1N1型
・人から人に感染する
・新型インフルエンザ自体は弱毒性
・ただし鳥インフルエンザH5N1型と混合なんてしたら……
・ちなみに鳥インフルエンザは言わずと知れた強毒性
・ただし人→人感染はなかった……はず
・致死率は確か6割だっけ?
・つまり問題はそこにある、と
・新型インフルが鳥インフルと出会ってしまうことで強毒性かつ人→人感染するウイルスになることが危惧されてる
・そして秋が来たら爆発的に広まるんじゃないかとも危惧されてる
・なんてったって日本では空気が乾きだして風邪が流行りだす時期だからね
・……パンデミックはまだだよね?
・あーなんかもうひけらかす知識がなくなった……←
・てわけで終わり。明日の生薬テストの勉強してきます
タイトルで引かないで。
眠れないのでちょっと何か書いてみようと思って、金曜のPBLからのネタ。
よくドラマとかでありますよね、クロロホルム嗅がせて眠らせるシーン。
確かにクロロホルムには麻酔作用あります。……が。
あんなふうにクロロホルム染み込ませた布でちょっとばかし口を塞いでも、人は眠らないそうですよ。
最低10分程は嗅がせてないと駄目らしいです。しかもクロロホルムって揮発性あるので随時布に染み込ませ続けないと意味ないですし、口ん中も無傷じゃすまないとか。。。
いやあ、勉強になります。
ちなみにクロロホルムの分子式は確かCHCl3、だった……はず←
なんだかんだでちっとも薬学生っぽくない事ばかり毎回グダグダ書いてるんで、ちょっとそれっぽい事でもしてみようかと思ったんだけども。
今日の生薬実習からちょこっとばかし。
取り敢えず写真を見てみましょうか。。
えーっと、右奥、っていうのかな、黄色いのから手前まで、黄栢・オウバク、黄連・オウレン、麻黄・マオウ、で、左奥、マウスの置いてある方から手前まで、甘草・カンゾウ、人参・ニンジン、桂皮・ケイヒ、とまぁそんなモンで。手前のクリームっぽいのは紫雲膏と言って、火傷やら肌の乾燥に効果的、みたいだね。うん。
黄栢・オウバク
→見た目から樹皮って感じですね。鮮やかな黄色をしてます。
黄連・オウレン
→根茎を使ってるので見た目は木の枝ですねー。色は橙、ですかね、……物凄く、苦いらしいです。
麻黄・マオウ
→茎を使ってます。見た目、茶柱みたいな……穏やかな緑から茶色の細い形状ですね。……緑茶が入れられそう。
甘草・カンゾウ
→根を使うんですが、も、名前のとおりかなり甘いです。噎せるような甘さ、ですね。。で、後から苦味がきます、ちょこっとばかし。
人参・ニンジン
→これ有名ですよね、使うのは勿論、根。見た目は砕いたナッツですかね、色も含めて。一応注釈しますが、食用のアノにんじんとはまったく違いますね。
桂皮・ケイヒ
→これは見た目関係なく匂いで判断できますね、丸っきりシナモンの香りです。まぁ一応見た目も言っておきますと、黒茶色、チョコレートみたいな色してますね。使用部位は樹皮です。
とか何とかまぁ色々書きましたが全面的に信用したりはしないでくださいね。貴方の信用下げますから。真実、知りたければ何だって大方は本なりネットなりで調べられますからね。正確な知識を貯えることに意義があるんでしょうし。
また何か機会があればこんなくだらないミニ講義でも開いてみようと思います。。
ってわけで久々に講義内容でも書いてみる。
つまらないのでやめろとかいわない。マジで自分のためなんです。試験の為なんです。
薬理作用の分類
作用の及ぶ範囲から分類すると局所作用と全身作用がある。
局所作用は薬理作用がある一点に限られて現れる。薬物が吸収(=血中に入り全身循環する)前に現れる作用をさす。例えば、点眼薬(目薬)・気管支拡張薬(吸入薬)・局所麻酔などの作用をいう。
全身作用は薬物が体内に吸収され、全身循環により文字通り全身に分布した後に現れる作用をさし、通常の内服薬はこの類である。先に挙げた気管支拡張薬は気管支に作用する分には局所作用というが、全身に回ることにより副作用として不整脈を引き起こす場合、それを全身作用と呼ぶ。また、眼圧の増大により視界に障害を生じる緑内障に対する治療薬(点眼薬)により引き起こされる気管支喘息発作の誘発も全身作用である。
作用の時間的な違いから分類すれば、薬物適用後すぐに作用が現れる急性作用と、長期間のうちに徐々に作用が発現する慢性作用、遅発性作用とに分けられる。
作用発現の仕方から分ければ、直接作用と間接作用があり、それぞれ一次、二次作用ともいう。
直接作用(1次作用)は、薬物がある臓器に直接働いておこす作用で、例を挙げるならジギタリス(キツネノテブクロ:強心薬)による強心作用などのこと。
間接作用(2次作用)は、薬物がある臓器に作用した結果、間接的におきる作用をいい、先の例をとって言えば強心薬により心拍出量が増加した結果、腎臓への血流量も増加し尿量が増える利尿作用、また、ノルエピネフリンの注入により血圧が上昇するが、急激に上昇した血圧を下げようと副交感神経が働き、心臓にアセチルコリンが放出され心拍数が減少する作用も間接作用という。
最後に、臨床応用の面から主作用と副作用(有害作用)に分類できる。
主作用とは目的に合致した主要作用のことをさし、副作用は目的以外の作用のことだが、特に治療の目的には不必要・障害となる作用を有害作用と呼ぶ。しかし、副作用の中の有害作用をさして一般的に副作用と呼ぶことが多い。
余談だが、薬物の名称には化学名(ex. 3,4-Dihydroxy-α-benzyl alcohol)、一般名(ex. Adrenaline)、商品名(ex. エピペン)の3通りあり、化学名は長ったらしいので一般には使われておらず、薬試においてはJANやINNの一般名を用い、最終的に職に就けば商品名(各製薬会社が命名したもの、同一薬物に対して多数あり。国際的には通用しない)を嫌でも覚えることになる、らしい。
ちなみに、エピペンはアナフィラキシーショックなどが起こったときに自分で薬物が注射できるものだ。
ってやってみたんだけどここまでは序論ってか、マジ本題入ってません。。。
明日にでも続きやります。自己満のために。
今日はあと英語訳さなきゃ。。。まじしんどいです。何このいきなりのハードな展開。……だれも予想しなかっただろう。