2009-3-24 03:33
知らない方多いと思うので一応言っておきますが、僕、aikoのファンなんですよ。
まぁ、ファンっていうほど熱狂的ではないかも知れません。別にファンクラブに入会している訳ではないし(入会したいけど)。ケータイサイトにも登録してないし(登録したいけど)。ライブにも行ったことないし(行きたいけど)。CD買わないけど(曲はほぼ全て持ってるけど)。
だからすごいファンの方からしたら僕はとんでもないニワカです。
でも、好きです。aikoは好きです。
「だよねー、aikoめっちゃ可愛いよねー」
aikoが好きな女友達に僕がaikoファンだと告げると、大体こういう言葉が最初に返ってきます。
aikoは可愛い…か。言われてみれば、確かに。
僕はいつも思います。
別にaikoのことを顔が好きで好きになったのではないから。でもファンって普通はそういうものだよな。
なんか僕、へん?価値観の違いか…。
aikoが歌う歌はもちろん好きです。いつも聴いてます。
でも、それよりも僕は、aikoという1人の人間を、もっと深く知りたいといつも思うのです。その1つの手段として、僕はaikoの歌を聴いています。
最初はもっと軽い気持ちでファンだったんですけどね。途中から、それだけ魅力のある人間であることに気付いてしまったんですよ。
何がそんなに魅力的なのかって?
話していいの?
確実に長くなるよ?
支離滅裂になるかもよ?
理解できないかもよ?
理解してほしいけど。
飽きたら、遠慮せず戻るボタンを押して下さいね。
まず、歌についてしゃべろうか。
aikoは、シンガーソングライターです。
作詞作曲の両方を手掛けます。
自身もピアノが弾けます。
今の歌手にしては珍しく、一応音大も出ています。
…んなことはどうでもいいんです。
aikoが歌う歌は、すごく自分にまっすぐな気がするんです。痛いほど。
よく自分の思ってることをここまで素直に書けるな、と。
作詞をするって、少なからず自分の内面と向き合わなければならない作業だと思うんです。
そこで本当の自分の気持ちから目を背けたら、いい歌は生まれない。
いや、いい歌は生まれるかもしれないけど、aikoはそこで妥協ができない人な気がします。自分自身と一生懸命向き合って作った歌だからこそ、ファンも一生懸命聴いてくれる。きっと彼女はそう思ってる。
んでもって、aikoは大体後から曲を付けるんだそうです。
aikoが作る曲にも、aikoの人間性がすごく濃くでてると僕は思います。
同じメロディーでも歌詞が違えば歌い方が明らかに違うんです。たまに音も変わりますよね。歌詞が同じなのに表情が全く違う時もあるし。
旋律の美しさよりも、その中にあるキモチの部分に触れることができるアーティストって、結構少ない気がするんです。
そして、aikoの歌に触れて、感じるのは、aikoは飾らないで生きているということ。
いや、僕には、飾らないで生きようと必死で頑張っているように見えてならなくて。
ただ本気で飾ってないように見えるから、いつもすごいなぁと、思ってるよ。うん。
きっと、飾りたくないし、飾らないように努力している姿も誰にも見せたくない。
aikoはそう思っているように思えてならなくて…。
とにかくaikoは、ものすごい頑張り屋さんなわけですよ。
いっつも走ってるし、
考えてるし、
笑ってるし、
歌ってるし。
ファンとしては、それはすごく嬉しいことだけど、
人間としては、とてもじゃないけど見てられない。
本当はずっと前から自分のペースを保ててないようで。
いつか何かが折れるんじゃないかって。
1度疲れてしまったら、もう2度と走れなくなるんじゃないかって。
泣けてくる。
なんでそんなに頑張れるの?
何を知ったの?
なんで…
きっとaikoのファンはaikoの側からいなくはならないよ。
それはきっとaikoもわかってる。
いやそれだけじゃなくって、aikoはちゃんとわかってる人です。
わかってるから?
本当に大切なファンだから、その大切な人たちのために、aikoは走り続けるのか。
走り続けることができるのか。
そっか…。
…僕もできるなら、そんな人間でありたい。
僕はaikoから、頑張ることの凄さを教わったよ。
エンターテイメントすることの大切さも。
飾らないことの大変さも。
aiko、真似してごめんなさい。でもその生き方に、本当に憧れる時があります。
僕にはファンはいないけど、大切な人はいます。その人たちにできることを、考えよう。そうすれば今よりもきっと頑張れる。
そこに甘えがなければ、ね。
…って言ってしまうのが、僕の甘えですね。
それと、気付いたんですけど、僕、恋愛以外でつまずいた時も、aikoの歌でなんとかなった時があったんです。
aikoは決して、恋愛のことだけを歌に込めている訳じゃないと、勝手に思っています。
…あぁ、なんかこれを言ってしまうと少し気持ち悪いかもしれないけど、僕、できることならaikoのことを「さん付け」で呼びたいんです。aikoさんって。
んで、願わくば、aikoさんより、愛子さんって呼びたいんです。
でもしょせん僕はにわかファンなので、aikoと呼びます。あ、別に実際知り合いたいとか、そんな非現実的なことを考えてた訳じゃないですからね。
でも、それくらい、僕がaikoを尊敬したり、影響を受けたことは確かです。
ありがとう、aiko。
無理はしないで。
逃げない。
頑張ろうか。