みたいな〜
(ゴダイゴ的に)
…というわけで、映画『ウォンテッド』、見てきました
アンジー主演&アメコミ原作&マトリックス風アクションってことで大して期待してなかったのですが(サーセンwww)、意外とかなり予想外におもしろかった\(^o^)/やられました\(^o^)/
『1を倒して1000を救う』
そもそもこのせりふ自体あまり好きになれなかったのだけど、こういう展開になるならそれでも受け入れられる。
途中まではハリー・ポッターみたいでした。突然現れた亡き父の仲間、その仲間のサポートで才能を開花させていく主人公、完璧な殺し屋のクロスが主人公だけ殺せなかった――とか。
でも最後まで見てみると、伊坂幸太郎作品でした
「君と同じ」、「君は最近どんなことした?」など、啓発的なせりふなんて特に
伊坂さんもこういう、若者を刺激するような文を書くよね
全体的に何かを突き破るシーンが象徴的に使われているので、映画全体にそういうメッセージが込められているんだと思います。卵の殻を破るような、そんなイメージ。意思を強く持てば生まれ変われる。行動しろ、というメッセージ。
普通に走っているパトカーを尻からごつごつ押し、終いにはドラム缶に突っ込ませて爆発炎上させるわ、善良な旅行者のじっさんばっさんの車をパクパクしちゃうわ、ターゲットの車と一般人の車を接触させて事故らせちゃうわ…。果ては脱線事故で大惨事!!!
おかしくないかフラタニティ!?何が『1を倒して1000を救う』、だ!1を倒して1000を殺してるわ!!!
…と私の心の中の億万の私がダイブーイング
しかしそれも壮大な伏線でした。
正と誤は伴わなければ存在し得ない。私はそう思ってる。
機織り機の“運命”は、この結末なら正しかったとも言える。でもフラタニティが結果的にこうなったのなら、間違っていたとも言える。だから機織り機は、結果的に正しくもあり間違いでもあった。
それがとても、私には現実的に感じられました
2008-9-25 04:48
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