!?!?、?

『生きるくん、寝癖で頭に角生えてるで!(⌒▽⌒)』

『ん(._ .)』

『ん?なに?』

『…ん(_ _ )』

『…ぐしゃぐしゃ』

『にこ( 'Θ' )にこ』




!?!?!?




ギュン!!!!!
ギュン!!!!!!

ギュンギュンギュンギュンギュン!!!!!!!!!!



文字では伝わらないけど角を撫でたあとヤロウは満足気な顔してるんだよね!!!!!!!!!!!

ギェ〜〜〜〜〜〜〜イ!!!!!!!!!!
ズルぁ〜〜〜!!!!!!!

ジタバタ!!!!!!!!!!!


理想の未来像

学生の頃のわたしには理想の自分があった
こんな自分になっていたいと思う未来があったのだった

それは今の職場で今の職業でお金を稼ぐことであり、北海道に帰ることであり、全部手に入れて生きる氏の近くで暮らしたいという当時の自分にとって最も贅沢な願望だった


それが果たされてしまった今現在、これ以上を求めたいと思える理想が実はない

どんな未来になっていたいのかと思い描いても生きる氏と結婚する場面が想像できない。自分の理想に結婚を組み込めない。それ以前にどう生きていたいかもわからず途方に暮れてる

燃え尽き症候群みたいに、本当にこの先のことが真っ白で真っさらなんだなってことに気がついてしまった!

自分が社会人になったことで身内の優しい人たちはたくさん喜んでくれて、それ以上のことはないじゃないか、これ以上わたしの人生に何を望むんだろう?といった感じ。本当に

国家試験の勉強に注いでいたような執念や情熱を、次はどこへ向けたらいいんだろう?
だけどもうあの頃みたいにわたしは頑張ることなんてできなくて
がむしゃらに突っ走る目的がないってわたしには生きる目標がないのも同じだな〜なんて思ってしまった


まさか自分がこんなゆとりみたいなこと言い出すとは思いもしなかったよね
それにまず絶望だよ!!!!


今すぐは、これからの自分の理想は見つからないだろうけど
今ある命は間違いなく尊いわけで。ないがしろにしたら絶対に罰があたる、というところまでは考えられる

見失いそうだけどさ
でもわたしはあの夜にこれからの人生は皆に恩返ししていくための人生にすると誓っていて、それは守りたいと思うんだな

何にどう時間をかけたらいいのかもちんぷんかんぷんなわけだが、ひとまず焦らずにゆっくり何かを見つけられたらいいよね〜って(⌒▽⌒)
そう思うことにした!今決めた!




昔生きるくんがさ、何でおれ生きてるんだろうって泣いてて
あの頃のわたしにはたくさんの野望があったからちっとも理解できなかったんだけど、大きな目標を達成してしまった今なら彼が当時抱いていた漠然とした虚しさがわかるなあ


不安だね、とてもじゃないけど拭って生きていくなんて難しい
でもね、それでもさ、知ったことかよと振り払ってしまうかもしれないけどさ、重たいと思うかもしれないけどさ、自分のことを見限らないでいてくれる人がいるって奇跡みたいだよね

違うんだね

おれたちわたしたちは食後のデザートにクレープが食べたくて某アイスクリーム屋さんに行くんだけど、時間がいつも遅くて"本日のクレープは終わりましたごめんね"って貼り紙見てがっかりして帰ってくることが続いていたのね…
自分たちが悪いんだけどサ!こんなにも食べたい気持ちはありますのに!!と、もどかしさいっぱいでした

で!日曜日!食べに行こうぜ!?!?と本気だして16時ごろ行ってきました!!!

だけどデパートのフードコートの中にあるお店だし日曜日ってこともあって結構並んでてね、盛況だな〜つってね、生きる氏とわたしも並んで待ってて、順番きて無事にクレープを注文したのです
もういよいよ食べられると思ってワクワクしながら待ってた!

でも人も多かったから、お待たせしてしまいますって事前に言われてたのよね!
いいですいいです全然待ちます!と頼んで待っていたんだけど、10〜15分って言ってたのに20分経っても呼ばれなくて、わたしたちの後ろに並んでた家族連れのクレープはその前にできてるのにわたしたちのクレープは呼ばれなくて、二人分だから遅いのかなと待っていたんだけど、人もまばらになってきたのにそれでも呼ばれなくて、さすがに変だと思って生きるくんが聞きに行ってくれたら注文なかったことになってたみたいでした
ぴゃあ〜ん!!!( 'Θ' )( 'Θ' )( 'Θ' )

注文受け付けてくれた時にメモとってたのに、そのメモどうしてクレープの人にまで伝達されないの?そんなことってあるの?それともクレープ作る人が混乱して作った気になっちゃったの?
注文を受け付けしてくれた子も忙しかったんだろうし、クレープ担当の店員さんだって悪いわけでもないのはわかってるんだけど、ごめんね、何回も食べられなくて今日こそはと楽しみにしてた分だけとても頭にきてしまったんだな!!!
凡ミス!よくあること!人間だもの!だけどそのミスに当たって待たされたわたしたちの知ったことではないわけでと!わたし一人フゴフゴ怒っていたら生きる氏にはちゃめちゃ宥められました

まあまあ!おれたちのプライドが傷つけられるような出来事ではないし、今回!今回だけ見逃してあげよ!と言われて、店員さんには頭を下げられたし、わざとじゃないのもわかるし、そうだよね…とクレープを食べながら気持ちを立て直したのでありました

『生きるくんは一切腹立たなかったわけ?』

『うん、この件に関しては全く』

仏だなと思いました!

でもね、待ってる時にすらむだんくのミヤギリョータくんみたいな小学2〜3年生らしき男の子がいて大変和んだのですよね
母親とアイス頼んでいたのですけど、食べてる姿がほんとたまんねえよってくらい可愛らしくて二人で悶絶してたのです
クレープ待っていなかったらその子を見かけることもできなかったのだから(生きるくんにそう言われた)、悪いことばかりでもなかったなと今なら思うね!!!


と、ここまで読むとはあ、生きるくんって心が広いな!!!なんて思うじゃないですか!?!?

でもあの人ね、車に乗ると文句でほんとうるさいです(悪口)


なんか車線がややこしいとか、左右の車線にいるだけで左右に曲がれないのがいやだとか、真っ直ぐ進むくせにいかにも左に曲がりそうに左に寄ってる車にブウブウ言ったりしてます

クレープの件どうしたよ!ってくらいわたしからすればそんなことで!!!と思っちゃう(⌒▽⌒)
きっと生きる氏からすればクレープの件に腹を立たせるわたしの姿も同じように見えていたんだろうね
おそらくこの記事を読んでいるどなたかもそう思っていることだろうな…滑稽だわい!

でもお互いの了見の狭さがどっこいどっこいなので大変安心します


一緒に怒っても、怒るポイントが違っても、それがお互いマイナスにならないならそれはそれでいいことだよねってことで締め括りたい
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