明日しのう…。いや、今日でもいいかな?


やっぱり明後日…いや、急ぎすぎてる?


なんて…人生に疲れてしまった僕は、いつもそんなことを繰り返してる。


だけど臆病な僕は、結局しぬのが怖くて毎日生きている。

日に日に積もってく心の傷に、毎晩毎晩涙を飲み込んで、一人きり眠る夜が怖い。

誰か…せめて誰かが隣にいてくれたらなんて思うこともあるけど、居たら居たで、きっと面倒くさい。


時々顔を合わせる親や数人しかいない友人の
「大丈夫?」や「無理するなよ!」の声にすら、面倒臭くて…きっと求めてるだろう「平気」という答えを返す。


そうだ、社会人なんてみんなそういう風に生きてるでしょ?


「大丈夫?」の問いかけに、


「助けて」の返答を返す人なんてほとんどいないはずだ。


この言葉が言えたら、どんなに心が楽になるだろう?



ホントは大丈夫じゃない。
迷惑をかけたくないから、心配をかけたくないから、無理してるだけ。
でも、そんなことは隠しながら、いつも作り笑いの笑顔の仮面をして僕ら大人は不器用に生きてるのだ。





そんな惨めな心を誰かに見透かされてしまうのは怖い。けど、ホントは誰かに気付いて欲しくて堪らない。




そうだ…僕は矛盾している。




だけど、そんな作り笑いの仮面に気付いてくれる人はいないし、自分で剥がそうとすることもしない。





だから今日も、自分の部屋でその仮面を外して、涙を流すことでしか痛みを流せない。




さて、明日しのうか?それとも、今日にする?



明後日でもいいかもしれない。





いや、急ぎすぎてる?親が悲しむ?友達は?



僕はどこから間違えたのだろう?





消えたい、消えてしまいたい。




怖い。怖い。怖い。生きるのも、しぬのも怖い。





臆病な僕は、






きっと明日も明後日も、そんなことを繰り返しながら、なんだかんだで生きるのだろう。























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